RIKI-TRIBAL ~ Sustainable Art Works
リキトライバルは私達の屋号…活動名称です。
Sustainability(持続可能性)をテーマに、「美学創造舎・マゼコゼ」の運営をはじめ、アートワークショップ、アートワーク、オーダーメイドによるものづくり、店舗・住宅・庭などのデザイン設計施工、を中心に活動しています。
RIKI-TRIBAL(リキトライバル)の歩み について
PlanterCottage~植物たちの棲家
1999年3月、美術家・小池マサヒサと小池つねこ は、「街の中に植物たちの棲家をつくる」に始まるワークインプログレス…「PlanterCottage」(東京都国立市・1999 年~2012年5月末)を開始。
これと同時に、RIKI-TRIBAL/リキトライバル としての活動が始まりました。
PlanterCottageという場づくりをつうじて感じたアートの役割や可能性を日々の暮らしに活かす・・・ここを出発点として、以来、RIKI-TRIBALは「持続可能性」(Sustainability) をテーマに、アートを使いこなす力を育むための「場づくり」を行っています。
(※ワークインプログレス…制作の過程を公開・共有・使い続けることによって日々変化し続ける表現方法)
まぜこぜなところ~「美を感じる力」と「創造する力」
2009年3月、東京都国立市から長野市へ暮らしの場を移し、同年11月、カフェマゼコゼがスタートしました。
長野市が、私(小池マサヒサ)の生れ育った場所であるとはいえ、25年もの長い間を東京で暮らしてきた私たちにとってまず始めに必要なこと…それは、「いまここ」を知ることでした。
PlanterCottageという場づくりでの経験を活かしつつ、この地で新たに「場」をつくること…場づくりを通じて、少しずつ、この地と私たちが混ざりあってゆくことができるのではないか…そうした想いがカフェマゼコゼをスタートさせる大きなきっかけであったと思います。
自然豊かな長野での暮らしの中に、過去から現在まで途切れることなくこの地に息づく「美」と「美の本質」を感じつつも、都市部と中山間地のつながりが薄れてきている事実や、この地の根底にあったはずの様々なつながりが急速に失わつつある現実に直面する中で、「ひと・もの・こと」がまじりあい、つながりあうことはもちろんのこと、私たちが「いまここ」から未来へと向かうためには、なにより「美への気付き」と「創造力」が途切れることなく繋がりあう必要性があるのではないだろうか…日々の暮らしをつうじて、日毎その重要性を強く感じるようになってきている気がします。
PlanterCottageという場づくりは、2012年5月末をもって終了しましたが、この場づくりが、私たちを大きく成長させてくれたことはまちがいありません。そして今後は、PlanterCottageをはじめ、私たちがこれまでに行ってきた場づくりをさらに深めるため、そして、カフェマゼコゼがそうした想い…「美への気付き」と「創造力」が途切れることなく繋がりあう場へと成長するために次なる一歩となる場をつくりたい。
そうして新たにスタートした場づくり…それが美学創造舎マゼコゼです。
この場づくりで大切にしたいこと。
それは「共に創造する」こと…一緒に考える、一緒につくること。
私たちは、RIKI-TRIBALとしての活動をつうじて、『共に創造する』…それはとてもとても困難な道のりであることを身を持って経験してきました。それでも、この困難さを乗り越えた先には言葉では言い表すことはできない底知れぬ魅力がある…。そこに私たちが追い求める「美」を感じる限り、それがたとえ困難な歩みだとしても共に創造することをつうじて「場」をつくり続けてみたいと思います。
RIKI-TRIBAL 小池マサヒサ
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